とにかく、独居リスクを減らしたい。それが、わたしたちのおもいです。
住まい方
自由な暮らし。自分らしく、ともに住まう。
自立と共生
「自立」とは身体的な事柄ではありません。自分のことは家族や親戚が決めるのではなく、自分で決めて、決めたことの責任は自分が負うということです。
「共生」とは助け合いの心です。仲間が一つ屋根の下で暮らすことはお互いの譲り合いがなければ、暮らしてはいけません。
私たちは、自分のことは自分が決めてお互いが助け合う「家族」のような暮らしを実践しています。
特に、今までは誰かの為に動いてきた高齢の方にとっての喪失・孤独感、そして離れて暮らす家族の心配は大きなものです。
しかし、だからといって「他の町にいる子どもと同居で気苦労もしたくない…」とか、「施設に入居するにはまだ……」など、住み慣れた町から離れる事には躊躇してしまいます。
高齢になっても、ずっと親しんできた友人・隣人たちと、最後まで不安なく、元気に尊厳をもって、自分を大切にして生き生きと暮らせるにはどうしたらいいの?
そんな思いを持っていた人たちが行きついたものが、生活者が主体となって暮らし方を決めて、地域の人たちがさまざまなかたちでバックアップする、グループリビングという暮らし方です。
「おたがいさま」のスタンスで、あてにし過ぎず、依存はしない。程よい緊張感を持ちつつ楽しい暮らしを仲間とつくる。
そんなお家を提供できればと思い、グループリビングをたちあげました。
独立した生活に不安を抱える人たちが、複数人の仲間と1つ屋根の下で助け合って暮らす住まい方です。
高齢者や障害者らの共同生活が盛んな北欧などでは、既に数多く見られる住まい方で、高齢化の進む日本においても多様化が望まれる老後の暮らし方の選択として、普及・定着に期待が高まっています。
家族が行ってきたことを、
仲間と一緒に住んで補完しあいます。
一人ひとりが独立した家や部屋に暮らし、食事を共にしたり、家事の一部を分担するなど何らかの共同生活を行いながら、運営主体や地域の中の生活支援サービスを受けて、地域での自立した生活を目指していきます。
独居などでは得られない安心感と交流による満足感
精神的に豊かで楽しさのある生活を送ることや、他の入居者と互いに学びあえる人間関係を構築することが可能で、一人になりたい時はプライバシーの確保がされています。 有料老人ホームなどに比べ、生活の中に共同性があることと必要なサービスだけを受けながら生活するため、経済的に合理的で値段が安いのも大きな特徴です。また入居金額が高額ではなく償却期間が長いため、もし雰囲気が合わなければ気軽に退去できます。